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「緑の光線」という題名の絵を描いた。どこかのだれかに届けと、ちょうど1年前にはじめたインスタグラムを開き、写真を押し、タイトルを入力して、タイトルを消した。


「緑の光線」という映画の美しい場面をイメージした絵。綺麗なタイトル。



ガザで爆弾が落ちている。そこでは何色の光線が見えるのだろうか。



近所のセブンイレブンで働いているミャンマー人のすーちゃんは、故郷に帰りづらいと言っていた。

大学生だった頃、同じアパートに住んでいた香港人のスリーピーは、音信不通となった。

兵役を経験した台湾人のぞれんは、今でも戦争の夢をみる。


幸せが減っていく。


小説しか読めない。絵を描いて、映画をみて泣いて、海まで歩く。四葉のクローバーを摘んで、家に帰る。この3日間、同じことを繰り返した。


身近な幸せを守ることと、世界の平和を願うことは、同じなのだろうか。



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